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伊仙工場 徳和瀬工場

徳之島の二か所の工場で製糖始まる!  (H27.1.11更新)     行事一覧へ

徳和瀬工場

 平成27年1月10日(木)、徳之島町にある南西糖業(株)の「徳和瀬工場」に行ってみました。大型トラックがサトウキビを満載して、次々と工場に入ってきて活気づいていました。また工場では2台の大型移動式クレーンがサトウキビを吊って、ベルトコンベアに運んでいました。
 ところで、大型トラックの報酬はどのような仕組みになっているかと言いますと、一日どれだけの量を運んだかによって賃金が払われます。そのため、大型トラックは下して、すぐさま、次の積載場所へ移動します。またサトウキビは割り当てた日にトラックで運び出されることになっており、それに間に合わせるため、農家は雨の日でも寒い日でもサトウキビの収穫(方言:わぅぎかさぎ wugikasagi)をしなければなりません。それが大変な仕事です。でも最近はハーベスタという農機を頼んでするところが多くなりました。その分、農家の収入は減ることになります。
 現在、サトウキビの買い上げ価格は1トン(1,000Kg)当たり約2万円(1/8現在で伊仙工場 20,838円、徳和瀬工場 20,977円)です。そこから苗代、肥料農薬代、機械代金等、生産に必要な経費(約7割)を除くと、1戸当たりの所得(税法上の「利益」)は6,000円程度(約3割)です。つまり、伊仙町農家のサトウキビ平均年収はと言うと、下記の九州農政局の統計から、生産量が約64トンですので、約38万4千円ということになります。




南西糖業「徳和瀬工場」
サトウキビの重量・糖度を測るところ
サトウキビの重量・糖度を測るところ
サトウキビを下す
サトウキビを下す


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