平成30年3月27日~30日、徳之島で見られるいつもの風物詩。転勤時期ということもあり、今年も公務員「教職員・県職員・警察官」等の定期異動による感動的な「見送り風景」が空港や港で見られました。
その一つ、空港や港の敷地内で転勤者(お世話になった先生方)を囲んで、子供たちが「エイサー」等を踊って送る姿はまさに風物詩、感動的です。
3月26日に徳之島の各学校では離任式(辞任式)があったばかり、徳之島空港(愛称:徳之島子宝空港)はいつもより多くの方々(見送る方見送られる方)で人だかりができていました。中には転勤者が搭乗口に案内されるまでの間に「お別れ会」を開いて、別れを惜しむ光景が見られました。また空港の屋上デッキ(見送り場)ではプラカード・太鼓・拡声器等を手に、名一杯の声援を送る方々の姿もありました。
亀徳新港では空港とは違い、定期船が停泊している間に張られた紙テープすだれの光景がありました。午後6時頃(いつもは午後5時出港)、いよいよ船が桟橋を離れる場面では、互いに手を振りながら「ありがとう」「おぼらだれん(亀津方言)」「おぼらだーに(伊仙方言)」等の言葉を声高らかに掛け合っていました。そこには船の汽笛やエンジンの音にも打ち消されない見送りの掛け声とともにハンカチで目を拭く人々の顔もありました。離島ならではの心にしみる惜別のシーンが漂っていました。
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