平成29年3月24日(金)、徳之島「亀徳新港」には定期船が午後4時50分頃に入港して来ました。いつもよりは若干遅れての入港です。その理由は与論島・沖永良部島を寄港して、徳之島同様、転勤者を乗せてきた船だからだと想像できます。
ところで、今年も徳之島から多くの公務員「教職員・警察官・県職員」の方々が転勤して行きました。亀徳新港はその人たちにお世話になったお礼にと、人だかりでした。港の桟橋には「お元気で」「おぼらだれん」のプラカードや「お世話になりました。〇〇先生」の横断幕などが掲げられ、いつもの感謝の気持ちを込めた見送り風景が見られました。港には、船の転勤者と見送りの人たちがテープで結ばれ、「頑張れ!」「お元気で!」などの声を掛け合う場面あり、また「エイサー」などの踊りを踊る場面ありで、人々の別れを惜しむ姿がありました。
いよいよ出港、船が桟橋を徐々に離れて行くに連れ、手を振りながら声を張り上げて見送る喚声がピークに達しました。中には涙する人もおり、離島ならではの船の感動的な見送りです。
こうして見送られた転勤者の皆様は、それぞれに徳之島で築いたたくさんの思い出を胸に、新任地へ旅立って行きました。「さようなら」「またいつかお会いしましょう。」「おぼらだーに!(伊仙方言)」
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