平成27年1月5日(月)、新成人者のそれぞれの家庭では、親族や地域の方が訪れ、「成人」を祝っていました。その様子をお伝えします。
どの家庭でも言えることですが、まず、訪問者は最初に新成人からお神酒をもらうのがしきたりです。その際、お祝い金をお渡しします。そして、お膳をいただきます。お膳には「魚等のお吸い物・紅白のお餅・刺身・果物・ジュース」などが供えられています。いただくときはお吸い物から先にいただくのが礼儀です。お吸い物以外はおうちに持ち帰っても良いのです。帰る時にはさらにお酒などのお返しの品物をいただいて帰ります。これは結婚式などのお祝いでも同じです。
徳之島の地域によっては、新成人全員が小学校時代の同窓生の各家庭を太鼓たたきながら回って祝うところもあります。訪問を受けた新成人の家では新成人が踊ったり歌ったりで盛り上げます。そのため、夜中の12時をすぎることもあります。
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