平成28年4月7日(木)、徳之島にある樟南第二高等学校の平成28年度第51回入学式が、同校の体育館で行われました。
入学式には保護者をはじめ多数の来賓が出席し、新入生を歓迎しました。入学生の学科ごとの人数は、「普通科」が18名の１クラス、「商業科」が66名の２クラス、「工業科」が27名の１クラス、合計111名でした。
本校は昭和41年4月に第二鹿児島商工高等学校として開校し、平成14年に樟南第二高等学校と校名を変更し、現在に至っています。また全国唯一の離島(徳之島)にある私立高等学校でもあり、さらに躍進するために、昨年度(平成15年度)の創立50年の節目を期に、校舎を改築し、新校舎を完成しました。今年度(平成28年度)の11月には記念式典が行われる予定です。
建学の精神に、鹿児島市にある樟南高等学校でも継承している「博文約礼(博く学を修め、礼をもって行いをただす)」【注1】を掲げるとともに、「進取」「至誠」「友愛」の３つ【注1】を校訓とし、「がんばれ感動！」をモットーに勉学に励み、邁進している学校です。
本校の特色として、有難いことですが、徳之島全島から通って来る生徒たちのために、朝夕、無料のスクールバスを徳之島一周道路(県道)で走らせています。生徒たちは自宅の近くの県道で、このバスに乗って通っています。そのため、オートバイなどの通学利用は許可していません。また島外から勉学に来る生徒のために寮も完備しています。
本校の卒業生の行く先は、国公私立大学へ進学しさらに勉学に励んだり、各種検定を受験し資格を取得した後、企業へ就職したりと、全国各地で活躍しています。今後も、全国唯一の離島にある私立高校として人材育成に貢献し、発展することを願ってやみません。
【注1】「広く学問をして道理をきわめ、礼を基準にして学んだことをしめくくる」ということです。
【注2】「進取・・・進んで物事に取組む意欲と精神を養う。」「至誠・・・事をするに当って誠心誠意で貫く心を養う。」「友愛・・・友への親愛や人間愛の豊な心情を養う。」ということです。
追記。この日は(4/7)には徳之島にあるもう一つの学校、鹿児島県立徳之島高等学校(普通科・総合学科)でも入学式が行われました。
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