平成29年3月15日(水)、午後5時より、伊仙町ほーらい館「ゆてぃなホール」(意味:おいでくださいホール)で、黒組(伊仙町西伊仙西)の徳山英三さん(88歳)、キヨ子さん(85歳)の年祝い(祝賀会)がありました。
ユニークなことに、なんとこのご夫婦の誕生日が3月15日と同じであったことで、その日に開催したと長男の幸助さんから聞かされて、参加者の皆さん(200名)もびっくりでした。
二人は昭和28年8月に結婚し4人の子供に恵まれました。現在、14人の孫と21人のひ孫さんたちに囲まれ、この35人の孫・ひ孫さんたちの成長を楽しみに、幸せに暮らしているということです。
祝賀会は、祝辞・乾杯に続いて、幸田米子さんらの御前風(この琉舞はお祝いには欠かせない踊りで、必ず祝いの始まりに踊られる慣わしが、徳之島では今も残っています。)が踊られました。この後余興があり、島唄・フラダンス・カラオケ・踊りなどの芸能が次々登場し、会場は祝いムード一色でした。そして定番の踊りの「ワイド節(ぶし)」「六調(この踊りは阿波踊りの元祖だと聞いています。)」を参加者で踊り、謝辞・万歳三唱で閉じました。
参加者は口々に、このような年祝いに参加し、とても良かったと感想を述べて、会場を後にしました。
(追加) 祝賀会しおりの最後に、次のような文が書いてありました。これは「朝花節」や「長朝花節」の中でも歌われている歌詞の一節です。
今日の ほこらしゃや
いつよりも まさり
いつも 今日のごとく、あらち たぼれ
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(意味)
今日はなんとうれしい(誇らしい)日なんでしょう。
いつの日よりも まして優っています。
いつも、今日の良き日のように、あってほしいと願っています。) |
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