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リュウキュウアサギマダラの集団越冬、始まる!  (H26.12.21更新)     行事一覧へ
 徳之島は雪が降らず、紅葉も無いため、年中暖かいという印象があります。でも一昨日から、急に寒さを感じるようになり、最高気温が15度を下回るようになりました。自然界では確実に変化が起こってます。その一つが「リュウキュウアサギマダラの集団越冬」です。
 10cm程度のこの蝶が気温15度以下になると、木の枝や、たれ下がった草のツルなどに仲良く羽を閉じて止まっています。その光景は木の枯れ葉と間違えてしまうぐらいです。この光景はどこでも見えるというわけではありません。集団越冬の条件は気温が15度以下の風が少し強い日です。しかも、風の吹く反対側(風下)で谷間とか、風の来ない場所で見られます。またどう言う訳か、集団越冬の場所を日々次々と変えていきます。(外敵からもを守るため?)毎日同じ場所で見られるということではありません。そのため、徳之島でも見られる場所はそう多くはありません。15度以下でも、風のない日はバラバラであちこちに止まっていて、集団越冬する蝶の数も少ないです。この「リュキュウアサギマダラ」の不思議な光景を見ると、冬が来たなあと感じるこの頃です。


リュウキュウアサギマダラ
集団越冬


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