平成29年4月6日(木)、伊仙町立伊仙小学校体育館で、第70回入学式が行われました。
伊仙小学校は、明治４年に、明治政府が廃藩置県改革を打ち出してから、郷校(ごうこう)として開かれた学校で、「読み書き・習字・算術」の学習を中心に勉強していました。当時の伊仙村では唯一の学校で、村内の全域から徒歩で勉学にやって来ていたそうです。本校は明治９年(学校創立)にその郷校を改めて小学校として創立し以来、１４０年の歴史を持つ伝統校です。
今年の第70回入学式は、昭和２２年(1947)に学制を改正し、翌年昭和２３年から「６・３・３制」の新制小学校・中学校がスタートしてから、７０回目の入学式とうことになります。
式は新入生入場で始まり、一同礼、開会の言葉、国歌斉唱に続いて、担任の先生の「新入生氏名点呼」があり、新入生らしく元気の良い返事ができました。次に、学校長式辞、教育委員会告辞、祝辞(町長・PTA会長・児童代表)、祝電披露、職員紹介と続きました。そして、新入生のの「一年生になったら」の歌があり、大きな口を開けて大きな声で歌っていました。この後、１年生代表への教科書授与、保護者代表あいさつ、校歌斉唱、閉会の言葉、一同礼で終了しました。
ちなみに、現在、伊仙小学校では、校訓に「やさしく・かしこく・たくましく」、合言葉に「キムギュラーン（美しい心）」を掲げて、子供たちの教育に取り組んでいます。
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