徳之島では１月10日頃から2月10日頃の約一か月間、緋寒桜のピンクの花が咲いていました。
その花が散った後に、野山に純白の花を咲かせるのが「テッポウユリ(鉄砲百合)」です。４月初め頃から咲き始め、現在も咲いています。まだつぼみを持っているものが多く、あと少し花が楽しめそうです。徳之島のどこにでも生えていますので、つぼみの内に切り取って、都会の親せきなどに送る方もおります。
この「テッポウユリ(鉄砲百合)」を改良したのが、沖永良部島で栽培されている「オキノエラブユリ(沖永良部百合)」です。沖永良部島では畑に栽培し、切り花または球根として全国へ出荷し、これまで沖永良部島の農業を支えて来ました。この「テッポウユリ(鉄砲百合)」がきっかけとなって、沖永良部島は「花の島」として、名をとどろかせています。現在は、テッポウユリの他、「グラジオラス・菊・ソリダゴ・フリージア・胡蝶蘭」など、いろいろな花を栽培しています。
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